中国語初心者の学習方法

中国語学習で失敗する典型的なパターン7つ!

中国語学習を始めても上手く継続できずに諦めてしまう人。
中国語を一生懸命勉強しているのに、思うように身につかず悩み苦しんでいる…。
中国語を学習するきっかけや目的は人それぞれです。自分にあった学習方法が見つかればいいのですが、見つかるまでに時間を要してしまい中国語そのものに興味をなくしてしまうケースはよくあります。

私も中国語の勉強が嫌になって一時休止したこともありますし、自分に合わない学習法だと気づかずに嫌々勉強を続けていたこともあります。今回はいくつかの失敗パターンをご紹介します。

 

著作者:stevepb

著作者:stevepb

 

1.日常会話を覚えたいと思って勉強していた


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前回も書きましたが日常会話ほど無制限なジャンルはありません。衣食住、睡眠、トイレなどの必要最低限の会話ならともかく。小中学生の日常会話、高校性の日常会話、大学生の日常会話、社会人の日常会話、中国人の日常会話…全く違います。ジャンルが全く違うわけです。

教科書に書いてある日常会話を学習して、暗記したとします。しかし、いざネイティブと話した時には全く使えなかった。相手の言葉が全くわからなかった。何を話していいかわからないなど…皆さん経験したことがあると思います。
中国人と日本人の日常会話そのものに隔たりがあるのです。おそらく、当時の私も含めてですが多くの人は「普段自分が話していること(仕事の話、友達との世間話、ゲームの話、趣味の話)を中国語で話せればなあ…」と思っているのです。

つまり、思っている事すべてを中国語で表現しようとしてします。これだとあまりにも範囲が広すぎて勉強してもきりがありません。

 

2.リスニングをしまくれば勝手に上手くなると思っている

「英語脳ならぬ中国語脳を作らなければ中国語が上達しない」と思い、リスニングオンリーで頑張る人がいます。私も一時期リスニングのみに頼った学習をしていた時期があります。でも、これって続かないんですよね…。どうしてなのでしょう。

面白くもない基本会話をズ~と聴くのも結構辛いですよね。
文法を覚えるためには役立つ教材かもしれませんが、会話の内容に臨場感がないというか無機質というか、心に響く内容ではないんですよね…。

英語の教科書にも載っていた「これはペンです」「あれは本です」的なものをずっと聞いていても張り合いがない。聞いても記憶にも心にも残らない。だからリスニングが苦痛になってしまうんです。できれば少しでもパワーのある、よく使いそうな面白みのあるフレーズが多く含まれている教材を選ぶようにしましょう。

こんなのとか・・・ね。
「男と女の中国語会話術―学校では教えてくれない!」

 

3.中国語検定、HSKの資格目的の勉強
私が通っていた大学でもいました!HSKの高級を取るための勉強ばかりしていて、大学の中国語クラスの勉強を疎かにしていた人が。中国語専攻の科目は充実していました。会話、文法、読解。ネイティブの講師がいて2年も学べば基本的な能力が身につき非常に為になりました。でも、そのためには予習復習、宿題を必ずこなし、積極的に講義に参加しなければなりません。
一部の人は「そんなことより資格だろ!」と言わんばかりに大学の講義の勉強はろくにせず、ぎりぎりの成績で資格試験に注力していました。

資格を取った人は立派だと思います。そのための労力は大変なものです。私も見習いたい限りです。しかし、偏り過ぎは問題です。会話や基本的な部分をじっくり学べる講義を軽んじてしまい資格の勉強ばかりでは正直使える中国語は身につきません。

資格試験の勉強をしていると一語一語聞き取ろうとする癖や、読解でもわからない単語を片っ端から調べていく癖がついてしまいます。これはこれで非常に良いことなのですが、ある程度柔軟性が必要です。日本語の会話でもそうですが、人の話を丸々理解することは不可能です。そのため、文脈を見て、会話を聞いてわからない言葉があっても全体像を把握し推測していく能力が求められます。人間と会話していくためにはこの能力は不可欠です。

資格試験はひとつの目安にもなるし、学習のモチベーションにもなります。しかし、これをゴールとしてしまうのは控えましょう。

 

著作者:condesign

著作者:condesign

4.文法ばかり…
英語学習をしていた時も同じ思いをした人がいらっしゃるはずです。
きちんとした文法で日本語を話す。これは社会人になってからは最低限のスキルです。しかし、中国語学習の初心者が文法ばかりに注力してしまいコミュニケーションが疎かになってしまうのは考えものです。

文法に縛られてしまうと中国語が口から出にくくなってしまいます。良好なコミュニケーションのもっとも重要なコツは「話し手に興味を持つこと」「自分の趣味、興味のあることを話す」表現したいことがあるかどうかが大事なのです。何に興味を持っていて、どんな本を読んでいるのか、そういうことに心からの興味を示すことが重要です。

ところが文法を勉強しすぎてしまうと、自分が中国語を話すときの興味が「自分が正しい文法で話しているのか」に注意がいってしまいます。相手に向かうべき興味が、自分の中国語文法にいってしまう。相手に伝えたいこと、聞きたいことに注意を払いましょう。初級者から中級者の方はこちらのほうが重要です。

日本人同士での会話も、文法的に違うことがよくあります。
あまりにおかしい場合でなければ相手は気にしません。ましてや中国語で中国語ネイティブと話す場合には、ノンネイティブのあなたの文法に間違いがあってもほとんど気にしないものです。間違って当然と思っているので、気にせずにどんどん話して下さい。

 

5.単語の練習ばっかりっ!
中学高校で英単語を単語帳に書いてそれで満足していませんでしたか?
単語ばかりノートに書き込んで覚えた気になっていませんでしたか?
単語インプットマシンになっていたはずです。テストが過ぎればなんとやらで、すぐに忘れてしまう単語たち。丸暗記するのは良いことですが、単語単体で覚えようとすると苦痛だし頭に入りにくいです。文章ごと覚えると効果的です。
ポイントのずれた単語はできるだけ避けるようにしましょう。専門的なビジネス中国語過ぎる分野は避けたほうがいいですね。その業界の人間ではないのに機械加工のことばかり勉強しても仕方ないです。

 

著作者:Luxt Design

著作者:Luxt Design

 

6.字幕なしでドラマ、映画を見てやる!
これは私もドはまりしました!中国語のドラマを見ても聞き取れなくて癪に障っていて、何度も見ました。結果的にはリスニング、語彙を増やすことに貢献したとは思うのですが、楽しくなかったです。聞き取れなくてストレスが溜まる。聞き取れない自分が嫌になる…やる気が削がれました。

医療関係、法廷もの、抗日映画もの、武侠ドラマ(時代劇)だとわからないです。また、理解したところで普段の生活にあまり役に立ちません。

私は正直…中国の映画でこれは面白い!と思えるのは数本しかありません。
面白い映画に絞って勉強するのはありです。でも、面白くもない昼メロを語学習得のためだけに見続けるのは苦痛です。

 

7.発音を気にしすぎてしまう
中国語の発音は大事です。このサイトの冒頭でも書きましたが、「発音良ければ半ばよし」と相原茂先生もおっしゃっております。初心者の人は発音を徹底的に身につけて下さい。

しかし、所詮我々はノンネイティブです。話しているうちに発音が乱れたり、ネイティブにとって聞きづらい発音になってしまうこともあります。中国語ネイティブから頻繁に発音を指摘されてしまう人は矯正が必要ですが、中級以上のレベルで発音に少々問題がある程度ならあまり気にせずに話して下さい。

多少の癖は仕方がありません。日本人ぽい中国語でも仕方がないのです。
ここにこだわるあまり自分の発音に注意が向いてしまい、ネイティブと話す時に怖気づき、自意識過剰になってしまいます。

失敗は気づけば脱することができる。
私の失敗パターン、多くの人も経験していると思います。
気づくか気づかないかが問題なんですよね。気づかないとずっとその学習法で学習してしまい、結果的に中国語の上達スピードが遅くなってしまう。

まあ、自分が陥っている失敗に気づけば、すぐにその学習法をやめられます。なのでご安心を!


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